シュガークラフトで作った、あまーいウェルカムボード

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シュガークラフトで作った、あまーいウェルカムボード

主人と私の出会いは、ホテルのバックヤードでした。
私は当時、ホテルの受付をしており、主人はホテルのパティシエ見習い。
バックヤードには休憩室があり、そこではよくホテルで出す料理やデザートの試食会が行われており、そこで私は主人と知り合いました。

当時、主人が作っていたデザートはさすが見習いというだけのことはあり、言っては悪いですが、甘すぎるものばかり。
口にしたら頭痛がするしろものでした。

勤めていたホテルでは、女性からの評価を重要視していて、どちらかというと甘さ控えめが評価される時代だったので、主人のデザートは散々な評価。
なんの因果か、主人とつきあい出すようになった私は、その甘いしろものを交際中、幾度となく食べさせられました。

ある日、このままじゃいつまで経っても出世しないと不安に思い、主人にどうして周囲の意見を無視して、甘さにこだわるのかを聞いてみました。
その理由はシェフの料理に合わせるデザートを作るためでした。

確かにシェフは薄味好きで、少し強いデザートを足した方が、全体的にバランスが取れるという主人のこだわりはわかるような気もしました。

そしてもうひとつわかったことがあります。
それは主人の優しすぎる性格、人に尽くして損をする性格です。

そして、これが私の結婚しようと思った、ひとつの理由になりました。

主人と私はその後、紆余曲折を経て、無事に結婚。
主人は違うホテルで一人前のパティシエとなり、私は結婚を機に専業主婦に。

結婚式のウェルカムボードはもちろん、主人のあまーい手作りのシュガークラフト、デザートも主人のお手製にしました。

ちょっと甘すぎるくらいの結婚式でしたが、みんなのハッピーな笑顔が見られる、とても幸せな結婚式になったと思います。

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